「That’s legit!(それガチだね!)」や「I legit forgot.(マジで忘れてた)」といったフレーズを聞いたことはありませんか?

この「legit(リジット)」という言葉、元々は少しお堅い英単語から派生したもの。
しかし、現代の英語圏では若者から大人まで幅広く使う「定番スラング」になっています。

今日は、日本の教科書にはなかなか載っていない「legit」の3つの意味と、ネイティブが使う「マジで」「本物」といったリアルなニュアンス、そして「Awesome」などの似た言葉との違いを徹底解説します!
1. スラング「legit」の語源と本来の意味
「legit」は、元々「legitimate(合法の、正当な、本物の)」というフォーマルな英単語を短く省略した言葉です。
本来は「法律的に正しい」「偽造品ではない正規の」といった堅い場面で使われる単語でした。
それを日常会話用に短縮することで、「これ、嘘偽りなく本物だよ!」「ガチで素晴らしいよ!」と太鼓判を押すようなポジティブなスラングへと進化しています。
2. 日常会話で使われる「legit」の3つの意味とニュアンス
ネイティブは文脈に合わせて、「legit」を主に3つの意味で使い分けています。
① 「本物の」「偽物じゃない(ガチ)」
語源の「legitimate」に一番近い使い方です。
ブランド品が偽物ではない時や、怪しいと思っていた情報が「本当だった」と証明された時に使います。
ニュアンス: 「疑っていたけど、これは正真正銘のホンモノだ!」という驚きや納得が含まれます。
② 「最高の」「素晴らしい(ヤバい)」
「本物である」というニュアンスから派生して、「本物と呼べるくらい素晴らしい」「クオリティが高くて最高」という褒め言葉として使われます。
ニュアンス: 単に「良い」というよりも、「文句のつけようがない、ガチでイケてる」という強いリスペクトが込められています。
③ 「マジで」「ガチで」(副詞としての使い方)
「legitimately」の略として、動詞や形容詞の前に置いて「本当に・マジで」と強調する使い方です。
最近の若者言葉やSNSではこの使い方が非常に増えています。
ニュアンス: 「Seriously」や「Really」の代わりに使うことで、よりカジュアルでこなれた若者らしい響きになります。
3. 「legit」と「Awesome」や「Real」との違いは?
似たような意味を持つ言葉との「ニュアンスの違い」を押さえておきましょう。
【Real と legit の違い】
「Real」は単に「(架空ではなく)現実にある、本物だ」という客観的な事実を表します。
一方「legit」には、「これは本物だ!(だから素晴らしい/すごい)」という話し手のポジティブな評価や興奮が含まれることが多いです。
【Awesome と legit の違い】
「Awesome」は「すごい!最高!」という純粋な感情の爆発です。
対して「legit」で褒める場合は、「実力がある」「クオリティが本物だ(The real deal)」と、そのものの価値や質を高く評価しているニュアンスになります。
4. 「legit」の使い方・実践的な例文
では、実際の会話でどのように「legit」が登場するのか、パターン別に見てみましょう。
【例文1:本物・ガチであることを伝える時(形容詞)】
A: Is that Rolex real?(そのロレックス本物?)
B: Yeah, it’s 100% legit. I bought it at the official store.(ああ、100%ガチの本物だよ。公式ストアで買ったんだ。)
【例文2:最高・素晴らしいと褒める時(形容詞)】
This new taco place is legit! We should go again.(この新しいタコス屋、ガチで最高(本場の味)だね!また絶対来ようよ。)
【例文3:マジで・本当に、と強調する時(副詞)】
I’m not joking. I legit saw a UFO last night.(冗談じゃないって。昨日の夜、マジでUFO見たんだよ。)
I was legit scared.(ガチでビビったわ。)
まとめ:「legit」を使いこなしてこなれ感を出そう!
「legit」は、「本物・ガチ・最高・マジで」という、日常会話で一番使いたい感情をすべてカバーしてくれる超優秀なスラングです。
「Really」や「Awesome」といった定番の単語に少し飽きてきたら、ぜひ次の会話やSNSの投稿で「legit」を使ってみてください。

グッとネイティブらしい、こなれた英語のニュアンスが出せますよ!
「Really?」ばかり使っていた頃のお話
私が英語を本格的に学び始めた頃、ネイティブの友人たちと話していると、彼らがとにかく「I legit thought…(マジで〜だと思った)」と連発しているのに気づきました。
当時の私は「legit=合法の」という意味しか知らなかったので、「なんでこの人たち、日常会話でこんなに『合法』って言葉を使ってるんだろう…?」と頭の中にハテナが飛び交っていました(笑)。
後になって、それが「Really」や「Seriously」と同じ「マジで」という意味のカジュアルなスラングだと知り、目からウロコ。

それ以来、驚いた時や強調したい時に「I legit・・・」を使ってみると、友人たちから「英語が自然になったね!」と褒められ、スラングの威力(とニュアンスの大切さ)を身をもって体験しました。


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