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海外大学のPrerequisiteとは?履修条件とCorequisiteの違い

海外の大学で新学期が近づくと始まる「履修登録(Course Registration)」。

 

膨大なシラバスやコースカタログ(授業目録)を読み解きながら自分だけの時間割を作成していく作業は、留学生にとって最初の大きな関門です。

 

海外大学のPrerequisiteとは?履修条件とCorequisite

 

面白そうな授業を見つけていざシステムで登録しようとした瞬間、「Prerequisite required(プレレクイジットが必要です)」というエラーメッセージが出て弾かれてしまった・・・!?

 

というのは、海外大生が経験しがちな「あるある」です。

 

私
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今日は、計画的な履修登録に欠かせない重要用語「Prerequisite」と、セットで登場する「Corequisite」の決定的な違い、そして条件を回避・免除してもらうための交渉(Override)で使える実践的な英語フレーズを徹底解説します。

 

 

1. Prerequisite(プレレクイジット)とは?

Prerequisite は、Pre(前に)+ Requisite(必要なもの)という成り立ちの単語で、日本語では「前提科目」「履修条件」と訳されます。

 

現地の学生はよく省略して「Prereq(プレレク)」と呼びます。

 

Prerequisiteの仕組みとニュアンス

「Bという上級レベルの授業を理解するためには、基礎となるAの授業を事前に終えていなければならない」というルールです。

 

例えば、

  • 「Abnormal Psychology(異常心理学)」を取るためには、その前の学期までに「Introduction to Psychology(心理学入門)」をパスしていなければならない。
  • レベル300(3年生レベル)のビジネスの授業を取るには、レベル100と200の基礎科目を終えていなければならない。

 

「その科目を取ったことがあるか」だけでなく、「Prerequisite: Grade of C or better in Math 101(Math 101の授業でC以上の成績を取っていること)」のように、最低限の成績(GPA)が条件として指定されていることもあります。

 

このPrerequisiteの連鎖を見落としていると、「4年生の春学期に必修科目が取れず、卒業が半年遅れる」という悲劇に繋がることも起こりえます。

 

私
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1年生の段階から逆算して履修計画(4-year plan)を立てることが、極めて重要ですね。

 

2. Corequisite(コーレクイジット)とは?

Prerequisiteと並んでコースカタログに記載されているのが、Corequisite です。

 

Co(共に)+ Requisite(必要なもの)で、「同時履修科目」「並行履修科目」を意味します。(省略して「Coreq」とも呼ばれます)。

 

Corequisiteの仕組みとニュアンス

「Aの授業を取るなら、全く同じ学期に必ずBの授業もセットで登録しなければならない」というルールです。

 

最も典型的な例が、理系科目の「講義(Lecture)」と「実験(Lab)」のセットなど。

 

「Biology 101 Lecture(生物学の座学)」の Corequisite は「Biology 101 Lab(生物学の実験室での実践)」に指定されていることが一般的です。

 

私
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どちらか一方だけを履修することは、システム上許可されないことが多いです。

 

また、学期の途中で授業が難しすぎて「講義(Lecture)の方だけDrop(履修取り消し)したい」と思っても、Corequisiteの関係にあるため、自動的に実験(Lab)の方も道連れでDropしなければならなくなる点には注意が必要です。

 

3. 日本の単位で免除できる?「Override」と「Waive」の仕組み

留学生の場合、「Prerequisiteに指定されている基礎科目は、日本の学校ですでに勉強したからスキップしたい」という状況が発生します。

 

このような時は、大学のシステムに弾かれて諦めるのではなく、「Override(システムの制限を無効化する特別許可)」や「Waive(条件の免除)」を申請することもできます。

 

Override / Waive をもらうための手順

1. Academic Advisor(履修アドバイザー)に相談する
まずは自分の担当アドバイザーに「以前の学校で似た内容を学んだので、PrerequisiteをWaive(免除)できないか」と相談します。

 

2. 教授(Instructor)に直接直談判する
アドバイザー経由、または直接その授業を担当する教授にメールを送ります。

 

その際、自分が十分な事前知識を持っていることを証明するために、日本の大学で使っていたシラバスの英訳や成績証明書を添付して「能力をアピール」することが成功の鍵です。

 

教授が「この学生なら基礎がなくても授業についてこれる」と判断すれば、システム上でOverride(特別許可)を出してくれ、履修登録が可能になります。

 

4. アドバイザーや教授への相談で使える英語フレーズ

Prerequisiteに関する確認や、Overrideのお願いをする際にそのまま使える、丁寧でアカデミックな英語フレーズを紹介します。

 

履修条件を確認する時

Does this course have any prerequisites?(この授業には何か履修条件(前提科目)はありますか?)

 

I noticed that Math 201 is a prerequisite for this class. I haven’t taken it yet. Can I still register?(このクラスの前提科目がMath 201だと気づきました。まだ受講していないのですが、それでも登録は可能ですか?)

 

Are the lecture and the lab corequisites? Do I have to take them in the same semester?(講義と実験は同時履修ですか?同じ学期に取らなければなりませんか?)

 

免除(Waive)や特別許可(Override)をお願いする時

I took a very similar introductory course at my previous university in Japan.(日本の以前の大学で、非常に似た入門コースを受講しました。)

 

Could I get a prerequisite override for this course?(この授業のPrerequisiteの特別許可(無効化)をいただけないでしょうか?)

 

Is it possible to have the prerequisite waived based on my previous academic background?(私の過去の学歴に基づいて、前提科目を免除していただくことは可能でしょうか?)

 

I’ve attached the syllabus of the course I took in Japan for your reference.(ご参考までに、日本で受講した授業のシラバスを添付いたしました。)

 

まとめ:「Prerequisite(前提科目)」と「Corequisite(同時履修科目)」

海外大学の自由な履修システムにおいて、唯一の厳格な縛りとも言えるのが「Prerequisite(前提科目)」と「Corequisite(同時履修科目)」です。

 

「4年生になってから取りたい専門的な授業があるのに、1年生の基礎科目がPrerequisiteになっていて手遅れになった・・・」という事態を防ぐためには?

 

専攻が決まっていなくても、興味のある上級科目のシラバスを早めにチェックし、そこに辿り着くための「土台(Prerequisite)」を低学年のうちに計画的に敷き詰めておく戦略が必要です。

 

万が一条件を満たしていなくても、知識があるなら教授に「Override」を直談判できる柔軟さも海外大学の魅力です。

 

私
私

ぜひ今回紹介した英語フレーズを活用して、理想の時間割を作り上げてください!

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