秋のビッグイベントとして、すっかり日本でも定着した「ハロウィン(Halloween)」。

10月に入ると街中はジャック・オー・ランタン(カボチャのランタン)やオバケの装飾で溢れ、あちこちで仮装イベントやパーティーが開催されます。
海外の友人や英会話の講師と、「今年のハロウィンは何の仮装をするの?」「子供に魔女の仮装をさせる予定だよ」なんて話で盛り上がることも多いこの季節です。
「仮装する」と英語で言おうとした時、「コスプレ(cosplay)でいいのかな?」「それとも別の単語があるの?」
実は、英語圏の人々がハロウィンの仮装について話す時、日本の「コスプレ」という言葉はあまり使いません。
ネイティブが日常的に使う自然な「仮装する」のフレーズがあるのです。

今日は、「仮装する」を表す最も自然な英語表現から、和製英語「コスプレ」とのニュアンスの違い、そして「Trick or Treat!」の本当の意味や返し方までを徹底解説します。
「仮装する」を英語で言うと?定番の動詞フレーズ
「仮装する」という動作を表す場合、英語では主に dress up または wear / put on a costume を使います。
状況に合わせて使い分けましょう。
1. dress up as 〜(〜の仮装をする)
ハロウィンの仮装について話す時、ネイティブスピーカーが最も頻繁に使うのが dress up です。
「ドレスアップする=着飾る、正装する」という意味でお馴染みですが、ハロウィンなどの文脈では「(普段とは違う特別な服を着て)仮装する」という意味になります。
as 〜 を後ろにつけることで、「〜として仮装する(〜になりきる)」と具体的に伝えることができます。
- What are you going to dress up as for Halloween?(ハロウィンには何の仮装をする予定ですか?)
- I’m going to dress up as a witch this year.(今年は魔女の仮装をするつもりです。)
- My son dressed up as Spider-Man.(息子はスパイダーマンに仮装しました。)
2. wear a costume / put on a costume(衣装を着る)
「衣装」を意味する costume(コスチューム)を使って表現することも一般的です。
着ている状態なら wear(着ている)、これから着る動作なら put on(着る)を使います。
- Are you going to wear a costume to the party?(パーティーには仮装して(衣装を着て)行くの?)
- Everyone put on their Halloween costumes.(みんながハロウィンの衣装を着ました。)
要注意!「コスプレ(cosplay)」と「仮装(costume)」の違い
日本では、ハロウィンで魔女やゾンビの格好をすることも「コスプレする」と言ったりしますが、英語でこれをそのまま cosplay と言うと、少し違和感を持たれることがあります。
cosplay(コスプレ) は、日本のアニメやゲームのカルチャーから生まれた言葉(Costume Playの略)で、現在では世界中のオタク文化(Nerd culture)で使われる立派な英単語として辞書にも載っています。
しかし、英語圏の人々にとって cosplay とは、「特定のアニメ、漫画、映画のキャラクターになりきって、ファン同士のイベント(コミコンなど)に参加すること」という、かなり専門的で熱狂的な趣味のニュアンスを持ちます。
一方、ハロウィンのように「おばけ、魔女、猫、海賊」といった一般的なキャラクターに変装したり、市販の衣装を着てパーティーを楽しんだりするカジュアルな仮装は、costume または dress up を使います。
| ハロウィンの仮装 | costume / dressing up |
| アニメやゲームキャラの本格的ななりきり | cosplay |
もしハロウィンに「I’m going to cosplay!」と言うと、「えっ、あのアニメのイベントに行くような本格的なやつをやるの?」と驚かれてしまうかもしれません。

日常会話では dress up を使うのが無難ですね。
定番フレーズ「Trick or Treat!」の意味と自然な返し方
ハロウィンといえば、子供たちが家々を回って言う「トリック・オア・トリート!(Trick or Treat!)」ですよね。
この言葉の本当の意味と、言われた大人がどう返すのが自然なのかを解説します。
Trick or Treat の本当の意味
| trick | いたずら、悪ふざけ |
| treat | もてなし、お菓子(ご褒美) |
直訳すると「いたずらか、もてなしか(お菓子か)選べ!」となります。つまり、「お菓子をくれないと、いたずらするぞ!」という意味です。
子供たちがこのセリフを言った時、大人は必ず「お菓子(Treat)」を選んであげるのがルールです。
子供たちに言われた時の自然な返し方
もしあなたがハロウィンの日にお菓子を用意していて、子供たちが “Trick or Treat!” とやってきたら、笑顔でこう返してあげましょう。
- Happy Halloween! Here you go.(ハッピーハロウィン!はい、どうぞ。)
- Happy Halloween! Here is a treat for you.(ハッピーハロウィン!あなたにお菓子(ご褒美)をあげるね。)
- You look so scary! Here’s some candy.(すごく怖そうだね!(仮装を褒める)はい、キャンディーだよ。)

日本では「お菓子」と言うと snacks や sweets を想像しますが、ハロウィンで配られるような個包装の飴やチョコレートなどはまとめて candy と呼ぶのが一般的です。
【一覧表】ハロウィンの仮装・定番フレーズ・キャラクターまとめ
ハロウィンの時期に必ず耳にする定番フレーズや、人気の仮装キャラクターの英語表現を一覧表にまとめました。
| 日本語 | 英語表現 | ニュアンス・使い方 |
| 衣装・仮装 | costume | a Halloween costume(ハロウィンの衣装) |
| かぼちゃのランタン | Jack-o’-lantern | 中身をくり抜き、顔を彫ってキャンドルを入れたカボチャ |
| 魔女 | witch | 魔法使いの男は wizard だが、ハロウィンでは witch が定番 |
| 吸血鬼 | vampire | Dracula(ドラキュラ)は有名な吸血鬼のキャラクター名 |
| おばけ・幽霊 | ghost | シーツを被ったようなクラシックなおばけ |
| ゾンビ | zombie | 血のメイクなどで恐ろしく仮装したアンデッド |
まとめ:ハロウィンに関連する英語表現
今回は、「仮装する」やハロウィンに関連する英語表現について詳しく解説しました。
これまでのポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 「仮装する」は dress up as 〜 または wear a costume と表現する。
- cosplay はアニメやゲームの本格的なキャラクターになりきるオタク文化のニュアンスが強い。
- Trick or Treat(お菓子をくれないといたずらするぞ)と言われたら、Happy Halloween! Here you go. とキャンディーを渡す。
- ハロウィンは spooky(不気味な)雰囲気とお菓子を楽しむイベント。
今や日本でもすっかり秋の風物詩となったハロウィン。
友達と仮装してパーティーを楽しむのも良し、お家でカボチャのスイーツを食べながらホラー映画(scary movies)を見るのも良しです。

今年のハロウィンは、ぜひ “What are you going to dress up as?” というフレーズを使って、素敵なハッピーハロウィンをお過ごしください!

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