相手が軽いミスをした時に「My bad!(ごめんごめん! / 悪かった!)」と謝ってくること、よくありますよね。

「I’m sorry.」に対する返し方なら「That’s okay.」などがパッと思いつくかもしれませんが、カジュアルなスラングである「My bad」に対して、どんな風に返事をするのが一番自然なのでしょうか?
ここで教科書通りに「気にしないでください」と固く返してしまうと、少し不自然な空気(ニュアンスのズレ)が生まれてしまうことも。

今日は、英語ネイティブが「My bad」と言われた時によく使う、自然でこなれた返し方のフレーズをシチュエーション別(定番・超カジュアル・冗談まじり)に一挙ご紹介します!
1. そもそも「My bad」の謝罪のニュアンスとは?
返し方を知る前に、まずは「My bad」が持つ謝罪のニュアンス(重さ)を理解しておきましょう。
「My bad」は、「私のミスだ」という意味の非常にカジュアルな表現です。
日本語で言うところの、「あ、ごめん!」「わりぃ!」「すまんすまん」といった、軽いノリの謝罪に当たります。
| 使われるシーン | 肩が軽くぶつかった時、チャットで誤字をした時、待ち合わせに5分遅れた時など。 |
| NGなシーン | 仕事での重大なミス、誰かを深く傷つけてしまった時など。 |
相手は軽いノリで「ごめんごめん!」と言っているので、こちらも「全然平気!」「気にすんな!」と同じくらいカジュアルなトーンで返すのがコミュニケーションの正解です。
2. 絶対に外さない!「My bad」の定番の自然な返し方
まずは、どんな場面でも使いやすく、ネイティブ感がグッと出る王道の返し方を3つ紹介します。
① It’s all good.(全然平気だよ / 大丈夫だよ)
最もおすすめのこなれたフレーズです。
「It’s fine.」よりも少し陽気で、相手の罪悪感を「すべて良い状態だから気にしないで」と優しく消してくれる便利な言葉です。
A: Oops, I forgot to bring the pen. My bad. (あ、ペン持ってくるの忘れた。ごめん!)
B: It’s all good. I have an extra one. (全然平気だよ。予備があるから。)
② No worries.(気にしないで / ドンマイ)
オーストラリア発祥と言われていますが、今やアメリカやイギリスでも大定番のフレーズです。
「No problem」よりも柔らかく、フレンドリーな響きがあります。
③ No problem.(問題ないよ)
もちろん、王道の「No problem」も「My bad」への返しとして完璧に機能します。
少し短く「No prob.」と言うと、さらにカジュアルなスラングっぽくなります。
3. 「My bad」のカジュアルな短い返し方
テキストメッセージ(チャット)や、すれ違いざまの短い会話などで便利な、より短いフレーズです。
① You’re good.(大丈夫だよ / 気にしてないよ)
直訳すると「あなたは良い」ですが、これは「君は何も悪いことしてないから(気にしなくて)いいよ」というニュアンスの超定番スラングです。
ネイティブの若者は息をするようにこれを使います。
A: (肩が軽くぶつかって) Oh, my bad!
B: You’re good. (大丈夫っすよ!)
② All good.(平気平気)
先ほど紹介した「It’s all good」をさらに省略した形です。
チャットなどで素早く返信したい時に最適です。
③ Chill.(落ち着いて / 気にすんなって)
相手が「My bad! My bad!」と少し焦って謝っている時などに、「まあ落ち着けよ、大したことじゃないだろ」とリラックスさせるニュアンスで使います。
4. 「My bad」→ユーモアたっぷりのジョークな返し方
親しい友人同士なら、あえて「許さないぞ」というジョークで返すのもネイティブらしいコミュニケーションです。
① You better be!(当たり前だろ! / 悪かったと思えよ!笑)
直訳は「そう(申し訳ない状況)であった方がいい」ですが、笑いながら言うことで「ホントだよ!反省しろよな!(笑)」という愛のあるイジりになります。
② I’ll let it slide this time.(今回だけは見逃してやるよ)
遅刻してきた友人などに、わざと少し偉そうに(もちろん冗談で)返す時の鉄板フレーズです。
「slide」は「スルーする、大目に見る」という意味です。
まとめ:「My bad」にはカジュアルな返し方で応えよう!
「My bad」は非常にフレンドリーで軽い謝罪です。
だからこそ、こちらも「気にしないで!」と明るくキャッチボールを返すことで、会話のテンポがよくなり、相手との距離も縮まります。

いつも「That’s okay.」ばかり言ってマンネリ化している方は、ぜひ明日から「It’s all good.」や「You’re good.」といったこなれたフレーズを試してみてくださいね!
【私の失敗談】とっさに「Never mind」で相手が凍りついた!?
英語の勉強を始めたばかりの頃、友達から「My bad!」と軽く謝られた時に、とっさに「Never mind!」と返してしまったことがあります。
私は「気にしないで」という意味で使ったのですが、相手は一瞬「えっ・・・」という顔をして気まずい空気に。
後から知ったのですが、「Never mind」は言い方によっては「もういいよ!(怒)」「どうせ気にしてないでしょ!」という、突き放すような冷たいニュアンスに聞こえることがあるんです。
それ以来、軽い謝罪に対する「気にしないで」は、「No worries」や「You’re good」を使うようにしています。

教科書の直訳ではなく、英語ニュアンスを知っておくことの重要性を痛感した出来事でした。

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