ネイティブスピーカーとの会話で頻繁に耳にする 「No worries」。

日本語の「どんまい」「気にしないで」に近いニュアンスで非常に便利なフレーズですが、いざ自分が言われた時、「何て返せばいいの?」と一瞬止まってしまった経験はありませんか?
実は、”No worries” への返し方は、その時の状況(お礼に対する返事なのか、謝罪に対する返事なのか)によって異なります。

この記事では、“No worries” と言われた時の適切な返し方を、シチュエーション別に完全解説します。
1. “No worries” の基本的な意味とニュアンスは?
まずは、このフレーズ「No worries」が持つ2つの主要な役割を理解しておきましょう。
- 「どういたしまして」:お礼(Thank you)に対する返事。
- 「気にしないで」:謝罪(Sorry)に対する返事。
オーストラリアやイギリス英語で特によく使われますが、現在はアメリカなど世界中でカジュアルな挨拶として定着しています。
では、「No worries」の返し方は・・・?
2. 【シチュエーション別】”No worries” への返し方
シチュエーション別に、No worriesへの返し方をチェックしてみましょう。
① お礼に対して “No worries” と言われた場合
あなたが「ありがとう」と言い、相手が「どういたしまして」の意味で “No worries” と言ったパターンです。
基本的には、笑顔で頷くだけ、あるいは短い一言で会話を締めくくるのが自然です。
「Cheers!(ありがとう! / じゃあね!)」
特にイギリスやオーストラリアで好まれる、万能な返しです。
「Thanks again.(改めて、ありがとう。)」
さらに感謝を強調して会話を終えたい時に。
「Have a good one!(良い一日を!)」
別れ際のやり取りであれば、このように相手を気遣う言葉を添えるのがスマートです。
② 謝罪に対して “No worries” と言われた場合
あなたが「ごめんね」と言い、相手が「大丈夫だよ、気にしてないよ」という意味で “No worries” と言ったパターンです。
相手は「問題ない」と言ってくれているので、過度に謝り続けず、ポジティブな言葉で受けるのが正解です。
「I appreciate it.((受け入れてくれて)感謝します。)」
少し丁寧に返したい時に有効です。
「Thanks for understanding.(理解してくれてありがとう。)」
ミスを許してもらった際に最も自然なフレーズです。
「Glad to hear that.(そう言ってもらえてよかったです。)」
相手が本当に怒っていないと分かって安心した時の表現です。
3. ビジネスシーンでの注意点
“No worries” は非常にカジュアルな表現です。そのため、返しの言葉も相手との関係性に合わせる必要があります。
同僚や親しい上司の場合:上記のような “Thanks” や “Appreciate it” で問題ありません。
クライアントや初対面の目上の人の場合:そもそも相手が “No worries” と言ってくること自体が稀ですが、もし言われた場合は、よりフォーマルに “Thank you for your kindness.” や “Thank you very much.” と返すのが無難です。
4. “No worries” に似た表現への返し方まとめ
“No worries” と似た意味を持つフレーズも、基本的には同じ考え方で返せます。
| フレーズ | 意味 | おススメの返し方 |
| no problem | 問題ないよ | “Thanks!” / “Great.” |
| not at all | 全然大丈夫 | “That’s kind of you.” |
| It’s okay / It’s fine | 大丈夫だよ | “I’m glad.” / “Thanks.” |
| Don’t mention it | お礼なんていいよ | “Thanks anyway.” |
5. “No worries” へやってはいけない返し方は?
“No worries” に対して、さらに “No worries” で返すのは避けましょう。
「心配ないよ」に対して「心配ないよ」と返すと、会話がループしてしまい、不自然な空気になります。
また、無言で立ち去るのも避けたいところ。
短くても “Thanks” や “Cheers” と返すだけで、コミュニケーションの質がぐっと上がります。
6. まとめ:自然なコミュニケーションのために
“No worries” と言われたら、「相手が自分を受け入れてくれたサイン」と捉えましょう。
お礼の文脈なら:”Thanks!” や “Cheers!”
謝罪の文脈なら:”Thanks for understanding.”

これだけで、あなたの英語はぐっとネイティブらしく、そしてフレンドリーに聞こえるはずですよ。

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