もしあなたが英語圏の若者とチャットをしていて「That’s sus.」と言われたら、彼らは「それは素晴らしい!」と褒めているわけではありません。

実はこれ、「それ、あやしいね」「うさんくさいね」と警戒している時のサインなんです。
近年、大ヒットゲーム『Among Us』をキッカケに若者の間で爆発的に広まり、今では日常会話でも使われる英語スラング「sus」。

今日は、スラング「sus」の正しい意味や読み方、本来の語源、そして「あやしい!」と言いたい時にすぐ使える実践的な例文を分かりやすくまとめました!
1. スラング「sus」の読み方と基本的な意味
まずは、「sus」の基本的な読み方と意味を押さえておきましょう。
| 読み方 | サス |
| スラングの意味 | あやしい、うさんくさい、疑わしい、怪行動をしている |
「なんかあの人、行動があやしいよね」「このURL、詐欺サイトっぽくてうさんくさい」といった、「信用できない」「ちょっと警戒すべきだ」と感じる人や物事に対して使われます。
日本語のネット用語で言う「あやしい」「クロだ」「うさんくせぇ」といったニュアンスに非常に近いです。
2. なぜ「sus」と言うの?語源と『Among Us』の影響
「sus」は全く新しい言葉というわけではなく、もともとある英単語を省略したものです。
語源:suspicious(疑わしい)、または suspect(容疑者・疑う)の頭文字の省略。
実は以前から警察や一部の人々の間では略語として使われていたsus。
2020年頃に世界中で大流行した宇宙人狼ゲーム『Among Us(アモング・アス)』によって、一気に若者のメインストリームに躍り出ました。
ゲーム内で「誰が裏切り者(インポスター)か?」を議論する際、チャットを素早く打つために「Red is sus(赤があやしい)」「You are acting sus(君、行動があやしいよ)」と連発されたことで、ゲームの枠を飛び越えて日常のあらゆる「あやしい場面」で使われるようになったわけです。
3. 実際の会話での「sus」の使い方・例文
では、日常会話やSNSで「sus」がどのように使われるのか、シチュエーション別の例文を見てみましょう。
【例文1:人の行動が「あやしい」時】
Why is he hiding his phone? He’s acting sus.(なんで彼、スマホ隠してるの?行動があやしいね。)
【例文2:物や状況が「うさんくさい(詐欺っぽい)」時】
Don’t click that link. It looks really sus.(そのリンク、クリックしちゃダメだよ。めっちゃうさんくさい。)
ちなみに、「looks sus(あやしく見える)」という組み合わせは非常によく使われます。
【例文3:誰かを少しからかう時(冗談まじりに)】
友達がいつもと違うオシャレをしてきたり、やたらと優しかったりする時に、冗談でツッコミを入れる時にも使えます。
You’re being so nice today… kinda sus.(今日やけに優しいじゃん・・・なんかあやしい。)
まとめ:「あやしい!」と思ったら「sus」を使ってみよう
「sus」は、「Suspicious」という長くて少しスペルの難しい単語を、たった3文字で表現できる非常に便利なスラングです。
『Among Us』から生まれたネットミームとしての面白さだけでなく、日常の「あやしい人」「うさんくさい物」に対する警戒心をサクッと伝えられる表現です。

友達の言動がちょっとおかしい時や、怪しいメールを受信した時は、ぜひ「That’s sus!」と使ってみてくださいね!
4. 【コラム】留学生のあるあるエピソード:SDGsのことじゃないの!?
英語学習者が勘違いしやすい「sus」の罠って?
最近、海外に留学した日本人学生の間で、ちょっとした勘違いエピソードを耳にしました。
街を歩いている時、友達が変な勧誘をしている人を見て「That guy is so sus…」と呟きました。
それを聞いた留学生は、「サス?あぁ、サステナブル(Sustainable)のことか!あの人、環境に優しい活動でもしてるのかな?」と完全に勘違いしてしまったそうです。
日本ではSDGsの普及によって「サステナブル」という言葉が身近になったため、ついそっちを連想してしまったようです。

しかし、ネイティブの若者会話で「sus」と言えば、99%は「Suspicious(あやしい)」の略の方です。

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