春から夏へ、そして夏から秋へ。
日本には美しい四季がありますが、その「季節の変わり目」になると、急に気温が上がったり下がったりして、体がついていかないことがありますよね。

「季節の変わり目で風邪を引いてしまった」「季節の変わり目だから、体調には気をつけてね」といった会話は、日本の日常やビジネスシーンの挨拶でも欠かせないものです。
しかし、「季節の変わり目」という日本語独特の響きを英語にしようとすると、「change?」「season?」と単語は思い浮かんでも、どう繋げれば自然なフレーズになるのか迷ってしまうことはありませんか?

今日は、「季節の変わり目」を表す最も自然な英語表現から、「体調を崩しやすい」「寒暖差が激しい」といった関連フレーズ、そして相手を気遣う実践的な英会話までを徹底解説します。
「季節の変わり目」を英語で言うと?定番の3表現はコレ!
「季節の変わり目」を英語で表現する場合、非常にシンプルで覚えやすいフレーズがあります。
状況に合わせて少しずつニュアンスが変わるので、3つの表現を見ていきましょう。
1. the change of seasons(季節の変わり目)
最も一般的で、日常会話からビジネスまで幅広く使えるのが the change of seasons(ザ・チェンジ・オブ・シーズンズ)です。

「change(変化)」と「seasons(複数の季節)」を組み合わせただけのシンプルな表現ですが、これで日本語の「季節の変わり目」というニュアンスが完璧に伝わります。
- Be careful not to catch a cold during the change of seasons.(季節の変わり目には風邪を引かないように気をつけてね。)
- My skin gets dry during the change of seasons.(季節の変わり目は肌が乾燥します。)
※ “the change of the seasons” と、seasons の前に the を入れることもありますが、意味は同じです。
2. the changing of the seasons(季節が移り変わる時期)
“changing” と動名詞を使うことで、「まさに今、季節が移り変わっている最中である」という動きやプロセスを強調する表現となっています。
少し文学的でフォーマルな響きがあり、手紙の挨拶などで使われることがあります。
- The changing of the seasons is beautiful in Japan.(日本における季節の移り変わりは美しいです。)
3. the transition between seasons(季節の移行期)
“transition(トランジション=移行、過渡期)” という単語を使うと、より論理的で少し硬い表現になります。
ニュース記事や、気象・健康に関する専門的なトピックで「季節の移行期」として説明する際によく使わる表現です。
- The transition between summer and autumn is difficult for our bodies.(夏から秋への季節の移行期は、私たちの体にとって厳しいものです。)
季節の変わり目に「体調を崩しやすい」を英語でどう表現?
季節の変わり目につきものなのが「体調不良」。
「体調を崩しやすい」というニュアンスを英語で自然に伝えるためのフレーズをいくつか紹介します。
1. get sick easily / catch a cold easily(すぐに体調を崩す・風邪を引く)
「体調を崩す」は get sick(病気になる)や catch a cold(風邪を引く)を使い、そこに easily(簡単に、すぐに)を付け加えるのが最も分かりやすい表現です。
「〜しやすい」という傾向を伝える時には tend to(〜する傾向がある)を使うと、より自然な英語になります。
- I tend to get sick easily during the change of seasons.(私は季節の変わり目に体調を崩しやすいです。)
- Many people catch a cold easily around this time of year.(この時期は、多くの人が風邪を引きやすくなります。)
2. feel under the weather(体調が優れない)
「熱があるわけじゃないけど、なんだか体がだるい」「少し調子が悪い」という、季節の変わり目特有の微妙な体調不良を表すのに最適なイディオムが under the weather です。

「天候(weather)の下にいる=悪天候の影響を受けている」という船乗りの言葉が語源と言われています。
- I’m feeling a bit under the weather today.(今日は少し体調が優れません。)
3. The sudden temperature changes make me sick.(急激な寒暖差で体調を崩す)
「体調を崩す理由」を直接的に伝えるアプローチする英語表現です。
季節の変わり目の「寒暖差(temperature changes)」を主語にすることで、論理的で説得力のある表現になります。
- The sudden temperature changes make me feel tired.(急激な寒暖差のせいで、体がだるくなります。)
相手を気遣う!ビジネス・日常で使える実践英会話フレーズ
季節の変わり目には、メールの結びや別れ際の挨拶で「体調に気をつけてね」と相手を気遣う一言を添えたいシーンもあるかと思います。

ビジネスシーンと日常会話で使える実践的なフレーズを紹介します。
日常会話(友人や同僚へ)
カジュアルに相手の体調を気遣う表現です。
- Please take care of yourself during this change of seasons.(季節の変わり目だから、体調に気をつけてね。)
※ take care of yourself は「お体に気をつけて(ご自愛ください)」という最も便利な気遣いのフレーズです。
- It’s getting colder. Don’t catch a cold!(寒くなってきたね。風邪引かないようにね!)
- Make sure to stay warm!(暖かくして過ごしてね!)
ビジネスメール(取引先や顧客へ)
メールの最後に添えるだけで、グッと丁寧で洗練された印象を与えることができますよ。
- I hope you stay healthy during the change of seasons.(季節の変わり目ですが、皆様におかれましては健やかにお過ごしのことと存じます。/健康でお過ごしください。)
- Please take good care of your health as the weather is changing.(天候が変わりやすい時期ですので、どうかお体をご自愛ください。)
まとめ:「季節の変わり目」に使いこなしたい英語フレーズ
今回は、「季節の変わり目」や「体調を崩しやすい」に関連する英語表現について詳しく解説しました。
これまでのポイントを、もう一度おさらいしておきましょう。
- 「季節の変わり目」は the change of seasons が最も定番で自然。
- 「体調を崩しやすい」は tend to get sick easily や catch a cold easily を使う。
- 「なんだか体調が優れない(だるい)」時は feel under the weather が便利。
- 相手を気遣う時は Please take care of yourself during this change of seasons. と伝える。
季節の変わり目は、自律神経が乱れて体調を崩しやすいだけでなく、気分も落ち込みやすくなる時期です。
そんな時こそ、お互いに “Take care!” と気遣いの言葉をかけ合うことで、心から温まるコミュニケーションが生まれます。

皆様もどうか “Please take good care of yourself during the change of seasons!”(季節の変わり目、どうぞご自愛くださいね!)
豆知識:海外にも「季節の変わり目」という感覚はあるの?
「季節の変わり目に体調を崩す」という感覚は、日本人特有のものなのでしょうか?
実は英語圏(アメリカやイギリスなど)でも、季節の変わり目に体調を崩す人はたくさんいます。
しかし、日本のように「the change of seasons(季節の変わり目)」という決まった言葉を挨拶のように頻繁に使う文化はあまりありません。
例えば、「The sudden drop in temperature makes me sick.(急激な気温の低下で体調を崩した)」や「The crazy weather is giving me a headache.(このクレイジーな天気のせいで頭痛がする)」といったように。

季節の変わり目の体調不良を説明する時は、もう少し具体的に気候の現象を指摘することが多いわけですね。

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