PR

【kind of】と【sort of】の違い!ネイティブはどう使い分ける?

「ちょっと疲れた」「なんとなく分かるかも」という風に、この「ちょっと」「なんとなく」という曖昧なニュアンス。

 

【kind of】と【sort of】の違い

 

英語で言いたい時に大活躍するのが “kind of” と “sort of” です。

 

海外ドラマや映画を見ていると、ネイティブ口にしていることもあるでしょう。

 

しかし、「この2つって何が違うの?」「どっちを使えばいいの?」と疑問も。

 

結論から言うと、意味や文法的な使い方は実は「ほぼ完全に同じ」なんです。

 

ただし、「好んで使われる地域(アメリカ英語かイギリス英語か)」という決定的な違いが存在します。

 

私

今日は、「kind of」と「sort of」の違いや使い分け、会話を柔らかくする便利な使い方について例文付きで徹底解説します。

 

1. “kind of” と “sort of” の違いは「使われる地域」

“kind of” と “sort of” はどちらも「ちょっと」「なんとなく」「〜みたいな」という意味で使われますが、地域によって好まれる表現が異なります。

 

【kind of:主にアメリカ英語】
アメリカやカナダなど、北米圏の日常会話で圧倒的に使われるのがこちらです。

 

【sort of:主にイギリス英語】
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどで好んで使われる傾向があります。

 

もちろん、アメリカ人が “sort of” を使ったり、イギリス人が “kind of” を使ったりすることもありますし、どちらを使っても100%通じます。

 

自分の好きな響きの方や、学習している地域の英語に合わせて選んで問題ありません。

 

2. “kind of” と “sort of” のニュアンスと使い方①

この2つの表現の最も代表的な使い方が、断定を避けて言葉を濁す「クッション言葉」としての役割です。

 

日本語の「ちょっと〜だね」「なんとなく〜だね」にピタリと当てはまります。

 

断定を避けて柔らかく伝える

直接的に言うとキツく聞こえてしまう場面で、文を和らげるためによく使われます。

 

I’m kind of tired today.(今日はちょっと疲れてるんだ。)

 

“I’m tired” と言い切るよりも、「なんだかちょっと疲れちゃって」という柔らかいニュアンスになります。

 

It’s sort of weird.(それ、なんとなく変だよね。)

 

「まあね」「そんな感じ」という単独での返事

相手からの質問に対して、「完全にイエスとは言いきれないけど、まあそんな感じ」と曖昧に返事をする時にも使えます。

 

Are you hungry? — Kind of.(お腹すいた? — まあ、ちょっとね。)

 

Do you understand what I mean? — Sort of.(私の言ってること分かる? — なんとなく(分かるような気がする)。)

 

3.”kind of” と “sort of”ニュアンスと使い方②

「曖昧さ」を表す使い方とは別に、文字通り「種類(category)」について話す時にも “kind of” と “sort of” が使われます。

 

この場合も意味は同じで、「どんな種類の〜?」と尋ねる定番フレーズです。

 

What kind of music do you like?(どんな種類の音楽が好き?)

 

This is a new sort of problem.(これは新しい種類の問題だ。)

 

4. 会話で頻出する省略形:「kinda」と「sorta」

ネイティブのリアルな日常会話では、”kind of” や “sort of” がそのまま綺麗に発音されることは少なく、音が繋がって省略されることが非常に多いです。

 

kind of = kinda(カインダ)

 

sort of = sorta(ソータ)

 

カジュアルなテキストメッセージ(SNSや友人へのチャット)でも、そのまま “kinda” “sorta” と綴られることがよくあります。

 

I kinda like him.(彼のこと、ちょっといいかも/なんとなく好きかも。)

 

I’m sorta busy right now.(今、ちょっと忙しいんだよね。)

 

【※注意点※】
“kinda” や “sorta” は非常にカジュアルな表現です。

 

ビジネスメールや学校のエッセイなどのフォーマルな文章(書き言葉)では絶対に使わず、”somewhat”(いくらか)や “a little”(少し)などのフォーマルな単語に置き換えるようにしましょう。

 

5. まとめ:kind ofとsort ofの早見表

どちらを使っても意味は通じますが、地域性や省略形を覚えておくと、リスニング力もグッと上がります。

 

簡単に表にまとめてみました。

 

英語 主な使用地域 省略形 意味・ニュアンスは同じ
kind of アメリカ英語 kinda ちょっと、なんとなく、まあね、〜の種類
sort of イギリス英語 sorta ちょっと、なんとなく、まあね、〜の種類

 

日本人が英語を話す時、どうしても “I am tired.” “It is difficult.” のように白黒ハッキリした直接的な表現になりがちです。

 

そこに “I’m kind of tired.” “It’s sort of difficult.” と付け加えるだけで、驚くほどネイティブらしい、柔らかく自然な英語になりますね。

 

私

まずは相槌の「Kind of.(まあね)」から、ぜひ実際の会話で試してみてください。

 

 私の体験談3:イギリスで気づいた「sort of」の違い

日本の学校教育では基本的にアメリカ英語をベースに学ぶため、私も長い間、「ちょっと」と言いたい時は無意識に「kind of」ばかりを使っていました。

 

しかし、大学時代にイギリスへ行った際に、面白いカルチャーショックを受けました。

 

現地のイギリスの方たちは、みんな口を揃えて「sort of」を使っていたのです。

 

「私がいつも使っているkind ofとは何が違うんだろう?」と戸惑いました。

 

気になって現地の先生に質問してみると、「意味はkind ofと全く同じだよ。ただ、イギリスではsort ofを好んで使う人が圧倒的に多いんだ」と笑って教えてくれました。

 

私

同じ英語という言語の中でも、地域によって好まれる曖昧表現が変わるという、言語の奥深さを肌で感じた貴重な体験です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました