「Go ahead」への返し方は?

「どうぞ」という意味で覚えている方も多いと思いますが、いざ自分が言われると、Thank you以外の返し方は?
実は「Go ahead」は、順番を譲る時の「お先にどうぞ」、許可を出す時の「どうぞ使って」、会話が被った時の「先に話して」など、シチュエーションによって微妙にニュアンスが変わります。

今日は、状況によって変わる「Go ahead」の意味と場面にぴったりの返し方をわかりやすく解説します。
意味と状況で変わる!「Go ahead」への自然な返し方
「Go ahead」と言われた時のベストな返し方は、相手が「何を」どうぞと促しているのかによって決まります。
英会話で頻出する4つのシチュエーション別に、実践的なフレーズと会話例を見ていきましょう。
1. 物理的な順番を譲られた時(お先にどうぞ)
エレベーターに乗り込む時や、お店のドアを開けて待っていてくれた時、またはレジの列などで順番を譲ってくれた時の「Go ahead」です。
【・Thank you. / Thanks.(ありがとうございます)】
一番シンプルで間違いのない返し方です。相手の好意を素直に受け取り、笑顔でお礼を言いましょう。
A: Go ahead.(お先にどうぞ)
B: Thank you.(ありがとうございます)
【・Are you sure? Thank you.(いいんですか?ありがとうございます)】
少し申し訳なさがある時や、より丁寧に感謝を伝えたい時に便利なワンクッションです。
2. 行動の許可をもらった時(どうぞ使って/食べて)
「この席に座ってもいい?」「このペン借りてもいい?」と尋ねた時の返答や、食事の席で「先に食べてて」と言われた時の「Go ahead」です。
【・Thanks, I will.(ありがとう、そうさせてもらいます)】
ただ「Thank you」と言うだけでなく、「I will(そうします)」を付け加えることで、相手の気遣いに対するこなれたリアクションになります。
A: Can I use this chair?(この椅子を使ってもいいですか?)
B: Sure, go ahead.(もちろん、どうぞ)
A: Thanks, I will.(ありがとう、お借りします)
【・That’s very kind of you.(ご親切にありがとうございます)】
ビジネスやフォーマルな場面で、相手の厚意に対して丁寧に返したい時にぴったりの表現です。
3. 会話のタイミングが被った時(先に話して)
オンライン会議(Zoomなど)や対面の会話で、同時に話し始めてしまった時に「お先にどうぞ(先に話して)」と発言権を譲ってくれる「Go ahead」です。
【・Thanks. I was just going to say…(ありがとう。ちょうど〜と言おうとしていたんです)】
譲ってもらったことに軽くお礼を言い、スムーズに自分の意見に入っていくネイティブによくある自然な流れです。
A & B: (同時に話し出す)
A: Oh, go ahead.(あ、先に話して)
B: Thanks. I was just wondering if…(ありがとう。ちょっと気になっていたんですが・・・)
4. ビジネスで承認を得た時(進めてください)
上司にプロジェクトの進行許可を求めた時や、「プレゼンを始めてください」と指示される時の「Go ahead」です。
この場合は感謝よりも「承知しました」という返事が適しています。
【・Understood. / Noted.(承知いたしました)】
指示や許可をしっかりと受け取ったことを伝える表現です。
A: You can go ahead with the project.(プロジェクトを進めてください)
B: Understood. I’ll get right on it.(承知しました。すぐに取り掛かります)
【・Sure thing.(もちろんです/かしこまりました)】
少しカジュアルな職場で、同僚や親しい上司に対して使える便利なフレーズです。
【応用編】「Go ahead」に対して譲り返す時のフレーズ
相手から「Go ahead」と譲られたものの、「いやいや、あなたからどうぞ」と譲り返したい場面もありますよね。
そんな時に使えるスマートな返し方も覚えておきましょう。
【・No, you go ahead.(いえ、あなたからどうぞ)】
会話が被った時などに、「いえ、そちらの話を先に聞かせて」と譲り返す定番フレーズです。
【・After you.(あなたのお先にどうぞ)】
ドアやエレベーターなどで順番を譲り返す時に、サッと言えると非常にスマートで紳士的な表現です。
まとめ:「Go ahead」の意図を汲み取ってスムーズに返そう
「Go ahead」と言われた時の返し方をシチュエーション別に解説しました。
- 順番を譲られたら素直に「Thank you.」
- 許可をもらったら「Thanks, I will.」
- 会話が被ったら「Thanks.」と言ってから話し始める
- ビジネスでの進行許可なら「Understood.」
- 譲り返す時は「No, you go ahead.」や「After you.」
「Go ahead」は状況次第で意味が変化する万能なフレーズです。

次回の英会話では、相手が「何を」どうぞと言ってくれているのかを意識して、今回ご紹介した返し方をぜひ実践してみてくださいね!
おまけ:私の体験談「オンライン会議での気まずい沈黙」
Zoomなどのオンライン英会話や会議で、相手と発言のタイミングが被ってしまった経験はありませんか?
私は以前、画面越しに「Oh, go ahead.」と譲られても、とっさに気の利いた言葉が出ず「No, no…」と慌てて手を振ってばかりいました。
しかしある時、ネイティブの相手が「Thanks. I was just going to say…(ありがとう、ちょうど言おうとしてたんだけど)」と自然に自分のターンに入るのを見て、「その手があったか!」と感動したんです。
それ以来、このフレーズを付箋に書いてPCの横に貼り、次に被った時にすかさず使ってみました。

驚くほどスムーズに会話に戻れた時の達成感は今でも覚えています。オンラインでのやり取りが増えた今、この「go aheadの返し方」は私の心強い武器になっています。


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