
「retain」と「remain」という単語は、いずれも「保持する」や「残る」という意味の動詞ですが、意味や使い方には違いがあります。

今回は、「retain」や「remain」の違いについて詳しく説明し、文脈でどのように使用するべきかについて解説します。
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「retain」の意味と用法
“Retain” は「保持する」「保つ」という意味で、何かを持ち続けたり、維持したりすることを示します。
retainは他動詞であり、目的語が必要になります。
情報や知識を保持する: 例えば、「She can retain a lot of information」(彼女は多くの情報を保持できる)という文では、知識や情報を持ち続ける能力を指します。
物理的な所有物を保持する: 例えば、「I want to retain ownership of this house」(この家の所有権を保持したい)という文では、物を所有し続けることを表します。
「retain」の使用例をさらに!
和訳:彼女は知識や情報を記憶し続けることができます。
和訳:すべての財務取引の記録を保持することは重要です。
和訳:会社は再構築中に現在の従業員を維持することを決定しました。
「remain」の意味と用法
“Remain” は「残る」「とどまる」という意味で、ある状態や場所にとどまること、または変わらずに存在し続けることを示します。
remainは自動詞であり、目的語を取らずに使われます。
主に以下のような文脈で使用されます。
状態や状況を続ける: 例えば、「The problem remains unsolved」(問題は未解決のままです)という文では、問題が解決されていない状態を示します。
特定の位置にとどまる: 例えば、「Please remain seated until the plane comes to a complete stop」(飛行機が完全に停止するまで座っていてください)という文では、特定の位置にとどまるように指示しています。
「remain」の使用例をさらに!
和訳:問題は未解決のままです。
和訳:飛行機が完全に停止するまで座っていてください。
和訳:課題があるにもかかわらず、プロジェクトへの彼らの献身心は強いままです。
まとめ
「retain」と「remain」は、どちらも維持や持続に関連する単語ですが、用法が異なります。
基本的には、以下のポイントに注意すれば混同を避けることができます。
- “Retain” は何かを持ち続ける、保持するという意味で、他動詞として目的語を必要とします。
- “Remain” はある状態や場所にとどまる、変わらずに存在し続けるという意味で、自動詞として目的語を取らずに使います。

解説だけではわかりにくいかもしれませんが、例文を読んで理解を含めてみましょう。


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