浴衣を着てお祭りに行ったり、短冊に願い事を書いたりする「七夕」は、子供から大人まで親しんでいる素晴らしい伝統行事です。

近年、日本文化に興味を持つ外国人が増えており、夏の時期に「この笹の葉や飾りの意味は何?」「タナバタってどんなお祭り?」と英語で質問される機会もあるかもしれませんね。
「七夕」を英語で説明するには?
単に The Star Festival と直訳するだけでなく、織姫や彦星のロマンチックな伝説や、短冊に願いを込めるという日本独自の風習をセットで伝えることがポイントです。

今日は、七夕の基本的な英語表現から、天の川や短冊といった関連用語、そして外国人にそのまま伝えられる自然な英語フレーズまでを徹底解説します。
「七夕」を表す最も定番の英語表現
まずは「七夕」そのものを英語でどのように表現するのか?基本となる2つの言い方を紹介します。
1. The Star Festival(星のお祭り)
外国人に「七夕」を説明する際、最も分かりやすく一般的な英訳が The Star Festival です。
直訳すると「星のお祭り」となります。七夕のロマンチックな雰囲気がパッと伝わるため、予備知識がない相手への第一声として非常に有効です。
- Tanabata is often translated as the Star Festival in English.(七夕は英語でよく「星のお祭り」と訳されます。)
- We celebrate the Star Festival on July 7th.(私たちは7月7日に星のお祭りを祝います。)
2. Tanabata(そのまま日本語で言う)
最近は日本のアニメや文化が世界中で認知されているため、Sushi や Ninja のように Tanabata とそのまま日本語で伝えるのもおすすめです。
※ただし、言葉だけでは伝わらないことが多いので、Tanabata, a Japanese traditional festival(日本の伝統的なお祭りである七夕)のように補足説明を付け加えると親切です。
- Have you ever heard of Tanabata? It’s a traditional Japanese event.(七夕って聞いたことある?日本の伝統的な行事なんだよ。)
七夕のロマンチックなストーリーを英語で伝えてみよう
七夕を語る上で欠かせないのが、織姫と彦星の伝説です。日本の星座の名前と英語での呼び方の違いを知っておくと、説明がグッとスムーズになります。
織姫と彦星の英語名
織姫と彦星は、西洋の天文学ではそれぞれ「ベガ(Vega)」と「アルタイル(Altair)」という星に該当します。
しかし、七夕のストーリーを語る上では、それぞれの職業を英語にした表現がよく使われます。
| 織姫 | Orihime / the Weaver Star(織り姫星) |
| 彦星 | Hikoboshi / the Cowherd Star(牛飼い星) |
weaver は「機織り(はたおり)をする人」、cowherd は「牛飼い」という意味です。
天の川は英語で The Milky Way
二人の間を隔てる「天の川」は、英語で The Milky Way(ザ・ミルキー・ウェイ)と言います。直訳すると「ミルクの道」となり、ギリシャ神話に由来する美しい表現です。

夜空を横切る星の帯が、ミルクをこぼしたように見えることからこのように呼ばれています。
伝説を説明するキーフレーズ
この3つの単語(Weaver Star, Cowherd Star, Milky Way)を使えば、七夕の伝説を簡単に説明できます。
- Orihime and Hikoboshi are separated by the Milky Way.(織姫と彦星は天の川によって引き離されています。)
- They are allowed to meet only once a year on July 7th.(彼らは年に一度、7月7日にだけ会うことを許されています。)
短冊や笹の葉など、七夕の風習を英語で言うと?
七夕ならではの飾り付けや、願い事をする文化を英語で説明するための単語を見ていきましょう。
1. 短冊:strips of colorful paper / wish cards
日本の「短冊」にピッタリ当てはまる英単語はないため、「色鮮やかな細長い紙」という特徴を捉えて strips of colorful paper と説明するのが最も自然です。
「願い事を書くカード」という役割を強調したい場合は、シンプルに wish cards と言っても良いでしょう。
- We write our wishes on strips of colorful paper called Tanzaku.(私たちは「短冊」と呼ばれる色とりどりの細長い紙に願い事を書きます。)
2. 笹の葉・竹の枝:bamboo branches
短冊を飾る「笹」や「竹」は英語で bamboo(バンブー)と言い、枝は branches(ブランチーズ)と言います。
- We hang the wish cards on bamboo branches.(私たちはその願い事カードを笹の枝に吊るします。)
3. 願い事をする:make a wish
七夕のハイライトである「願い事をする」は、英語で make a wish と言います。流れ星に願いをする時や、誕生日ケーキのロウソクを吹き消す時にも使われる定番フレーズです。
- What did you wish for? / What is your wish?(何をお願いしたの?)
- I made a wish for my family’s health.(家族の健康をお願いしたよ。)
まとめ:「七夕」はシンプルな英語表現でok!
今回は、「七夕」に関連する英語表現について詳しく解説しました。ポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 七夕は The Star Festival と説明すると分かりやすい
- 天の川は The Milky Way
- 短冊は strips of colorful paper や wish cards と表現する
- 願い事をする時は make a wish を使う
日本の伝統行事を英語で説明するのは難しく感じるかもしれませんが、難しい専門用語を使う必要はありません。

簡単な単語を組み合わせるだけで、七夕のロマンチックなストーリーや風習は十分に伝わりますよ。
豆知識:海外にも「七夕」はあるの?
七夕の起源は、中国の「乞巧奠(きこうでん)」という行事にあります。
そのため、中国をはじめとするアジアの一部地域には、七夕と似たような伝説や行事が存在します。
中国では旧暦の7月7日を「七夕(チャイニーズ・バレンタインデー)」として、恋人同士でプレゼントを贈り合うのが現代の主流。
一方、アメリカやヨーロッパなどの西洋文化には七夕の行事はありません。
しかし、夏の夜空を見上げて「夏の大三角(Summer Triangle)」を探したり、流れ星(shooting star)に願い事(make a wish)をしたりするロマンチックな習慣は世界共通です。
ただし、「笹の葉に願い事を書いた短冊を吊るす」というのは日本独自の非常にユニークな風習です。

このカラフルで美しい光景は、外国人観光客の目にもとても魅力的に映るため、ぜひ誇りを持って英語で説明してあげてください。

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