猛暑が続く日本の夏、外出時の必須アイテムといえば「日傘」です。

最近では女性だけでなく、熱中症対策として「日傘男子」という言葉が生まれるほど、年齢や性別を問わず日傘を使う人が増えてきました。
しかし、海外(特にアメリカやヨーロッパなどの欧米諸国)では、太陽の光を浴びて健康的に日焼けをすることが好まれる文化があるため、日常的に日傘をさす習慣があまりありません。
そのため、海外旅行中に晴れた街角で日傘をさしていると、「雨も降っていないのに、どうして傘をさしているの?」と不思議そうに聞かれることもあります。

今日は、「日傘」を表す自然な英語表現から、「日焼け止め」や「紫外線」といった夏のUV対策に関する必須フレーズ、そして外国人に日傘の文化を説明するための実践的な英会話までを徹底解説します。
【併せて読みたい!「日焼けした」を英語で】

「日傘」を英語で言うと?ニュアンスで使い分ける3つの表現
「日傘」を英語で表現する場合、大きく分けて3つの言い方があります。
相手に与えるイメージが少しずつ異なるため、状況に合わせて使い分けてみましょう。
1. parasol(パラソル・伝統的な日傘)
日本のカタカナ語としてもお馴染みの parasol(パラソル)は、日傘を意味する最も一般的な英単語です。
語源はイタリア語やフランス語で、「para(守る・防ぐ)」+「sol(太陽)」から来ています。
ただし、英語圏の人が「parasol」と聞くと、ビーチにある大きなパラソルや、中世ヨーロッパの貴婦人が持っているような「フリルやレースが付いたクラシックな日傘」を思い浮かべる傾向があります。
日本の機能的な日傘とは少しイメージが異なる場合がありますが、言葉としては間違いなく通じます。
- She was carrying a beautiful lace parasol.(彼女は美しいレースの日傘を持っていました。)
2. sun umbrella(日傘・太陽のための傘)
現代の日本人が使っているような、シンプルで機能的な日傘を説明するのに最も自然で分かりやすい表現が sun umbrella(サン・アンブレラ)です。
「雨のための傘(umbrella)」ではなく「太陽(sun)のための傘」とそのまま伝えることで、日傘の習慣がない外国人にも用途がダイレクトに伝わります。
- I always carry a sun umbrella in summer.(夏はいつも日傘を持ち歩いています。)
- Don’t forget your sun umbrella today, it’s very hot.(今日はとても暑いから、日傘を忘れないでね。)
3. UV protection umbrella(紫外線カット傘)
さらに具体的に、「紫外線を遮断するための機能的な傘」であることを強調したい場合は、UV protection umbrella と言います。
日傘が「ただのファッション」ではなく、「肌を守るための実用品」であることを論理的に説明できる便利な表現です。
- This UV protection umbrella cuts 99% of UV rays.(この日傘は紫外線を99%カットします。)
日傘を「さす」という動詞はどう表現する?
「日傘」という名詞が分かったところで、次は「日傘をさす」という動作を表す動詞を見ていきましょう。
帽子のように “wear” や “put on” は使いません。
use(使う) / carry(持ち歩く)
最も簡単で自然なのが use(使う)や carry(持ち歩く)という動詞です。
- Many Japanese people use sun umbrellas.(多くの日本人が日傘をさします(使います)。)
- I am carrying a parasol to avoid the sun.(日差しを避けるために日傘をさしています(持ち歩いています)。)
open / put up(傘を開く)
「今、日傘をパッと開いてさす」という具体的な動作を伝えたい場合は、雨傘と同じように open や put up を使います。
- She put up her sun umbrella as soon as she went outside.(彼女は外に出るとすぐに日傘をさしました。)
紫外線・日焼け対策に関する英語表現は?
日傘とセットで語られることが多い「日焼け止め」や「紫外線」といった、夏のスキンケア・紫外線対策に関する英語表現をマスターしましょう。
1. 紫外線:UV rays / Ultraviolet rays
紫外線は英語で Ultraviolet rays(ウルトラヴァイオレット・レイズ)と言いますが、日常会話ではシンプルに UV rays(ユーブイ・レイズ)と省略されるのが一般的です。
- I want to protect my skin from UV rays.(紫外線から肌を守りたいです。)
2. 日焼け止め:sunscreen / sunblock
日焼け止めは、アメリカ英語では sunscreen(サンスクリーン)または sunblock(サンブロック)、イギリス英語では suncream(サンクリーム)と呼ぶことが多いです。

「日焼け止めを塗る」という動詞には apply(塗る)や put on(身につける)を使います。
- Did you put on sunscreen?(日焼け止め塗った?)
- I need to apply sunblock every two hours.(2時間ごとに日焼け止めを塗り直す必要があります。)
3. 日焼けする:get a sunburn / get a tan
英語では、「日焼け」の種類によって明確に言葉を使い分けます。
赤くヒリヒリと痛くなる火傷のような日焼けは sunburn(サンバーン)と言い、ネガティブなニュアンスです。
一方、小麦色に綺麗に焼けた健康的な日焼けは suntan(サンタン)、あるいは単に tan と言い、こちらはポジティブなニュアンスで使われます。
- I got a terrible sunburn at the beach.(ビーチでひどい日焼けをして(赤く痛くなって)しまった。)
- You got a nice tan!(綺麗に(小麦色に)日焼けしたね!)
【一覧表】紫外線対策・夏のアイテム英語表現まとめ
ここまで紹介した日傘や紫外線対策に関する英単語と、夏の必須アイテムを一覧表にまとめました。
| 日本語 | 英語表現 | ニュアンス・使い方 |
| 日傘 | sun umbrella | 代の機能的な日傘を表すのに最も分かりやすい表現。 |
| パラソル、日傘 | parasol | レース調のクラシックな日傘や、ビーチパラソルを連想させる。 |
| 紫外線 | UV rays | Ultraviolet raysの略。「UV」だけでは通じにくいので「rays」をつける。 |
| 日焼け止め | sunscreen / sunblock | 「塗る」は put on または apply を使う。 |
| 日焼け(赤くなる) | sunburn | 紫外線による肌のダメージ、火傷状態。 |
| 日焼け(黒くなる) | suntan / tan | 健康的に小麦色に焼けた状態。 |
| 熱中症 | heatstroke | prevent heatstroke(熱中症を防ぐ)でよく使う。 |
| サングラス | sunglasses | 常に複数形で扱う。(a pair of sunglasses) |
外国人に「なぜ日傘をさすの?」と聞かれた時の英会話フレーズ
欧米では、日傘をさす習慣がないため、「雨が降っていないのになぜ傘を持っているの?」と不思議に思われることが多々あります。
そんな時に、日本の文化や気候を交えて論理的に説明できる便利なフレーズを紹介しておきます。
肌を紫外線から守るため(美容目的)
日本の「美白文化」を説明するフレーズです。
- It’s not raining, this is a sun umbrella. I use it to protect my skin from UV rays.(雨は降っていません、これは日傘なんです。紫外線から肌を守るために使っています。)
- In Japan, many people prefer to keep their skin white and avoid getting a suntan.(日本では、肌を白く保ち、日焼けを避けることを好む人が多いんです。)
熱中症を防ぐため(健康目的)
最近の日本の異常な暑さと、日傘の「日よけ」としての実用性を伝えるフレーズです。
これなら、美容に関心がない海外の男性にも深く納得してもらえます。
- The summer in Japan is extremely hot and humid, so sun umbrellas help us stay cool.(日本の夏は極端に暑くて湿度が高いので、日傘は涼しく過ごすのに役立つんです。)
- More and more men are using sun umbrellas nowadays to prevent heatstroke.(最近では、熱中症を防ぐために日傘を使う男性もどんどん増えています。)
まとめ:夏に知っておきたい英語!日傘や紫外線対策
今回は、「日傘」や「紫外線対策」に関連する英語表現について詳しく解説しました。
ポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 「日傘」は sun umbrella が最も伝わりやすく自然
- 「日傘をさす・使う」は use または carry a sun umbrella
- 「紫外線」は UV rays、「日焼け止め」は sunscreen
- 赤く痛い日焼けは sunburn、小麦色の日焼けは suntan
文化が違えば、夏の過ごし方やアイテムに対する考え方も大きく異なります。
海外の友人から「なぜ傘を?」と聞かれた時は、文化の違いを共有する絶好のチャンス!

今年の夏は、ぜひお気に入りの sun umbrella を持ち歩いて、快適な夏を過ごしながら英会話のきっかけを作ってみてくださいね!


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